足利健康ランド（栃木県足利市）

足利健康ランドの体験レポート

群馬県に住む管理人が県外の日帰り温泉でもっともよく利用しているのが、栃木県足利市にある『足利健康ランド』です。

足利健康ランド

足利健康ランドは日帰り温泉と言っても、24時間営業なので行く時はいつも一泊旅行のような感じで利用するのですが、とにかく我が家の家族全員のお気に入りで、平均すれば2ヶ月に1回くらいは利用していて、呼び方も「アシケン」になっています。

それでは肝心の体験レポートをご紹介していきます。

まず、場所は足利の繁華街と言っても良いような場所にあるのですが、その割りに駐車場は広く、駐車場の一角にはフットサルコートが併設されています。

外観は日帰り温泉というよりも、パチンコ屋さんみたいなので、お世辞にも雰囲気があるとは言えません(汗)

しかし、単なる日帰り温泉施設とは違い、2階建ての建物となっていて、その広さは圧巻です。

玄関を入ると右側に靴ロッカーがずらりと並んでいるのですが、女性やライダーにもうれしいブーツ用の大きいサイズの靴ロッカーもあります。

靴をロッカーに入れたら、そのままフロントへ行き、入館料を払うと館内着とタオルの入った網製の袋とロッカーキーを預かったらいよいよ入館です。

まずは、最も肝心の温泉からご紹介しましょう。

温泉に入ると健康ランドやスーパー銭湯によくある上下二段のロッカーで、施設に合った広さとなっています。

フロントで預かったロッカーキーに書いてある番号のロッカーを使います。

風呂場は天井が非常に高く、その解放感は普通の日帰り温泉では味わえません。

内湯はバイブラバス、薬湯、イベント風呂、大浴槽、水風呂があります。

内湯の中で特筆すべきは大浴槽で、名前は一応「大浴槽」となっていますが、その実態は水温31℃～33℃ほどの温水プールなんです。

その大きさはタテ25メートル、ヨコ約5メートルほどと普通の日帰り温泉にはありえない大きさの浴槽なので、どうみてもプールにしか見えません。

プールと言うと普通は水着着用が当たり前ですが、ここでは浴槽ということで裸で入れます。

そのため、子供も楽しく遊べますし、サウナ後の水風呂が苦手な人も冷たすぎない水で体を冷やすことができます。

サウナは、男湯はドライサウナと塩サウナ、女湯はさらにスチームサウナがあります。

ドライサウナも非常に広くて快適ですし、塩サウナもちょうど良い温度で管理されています。

どちらのサウナもTVがありますので、じっくり温まることができます。

露店風呂は、岩風呂、湯ったり寝ころび別府風呂、電気風呂、強力ジェットバス、炭酸泉があります。

岩風呂は東屋になっていて雨もしのげますし、TVがついているので、ゆっくり楽しめます。

湯ったり寝ころび別府風呂は、白濁の湯で温泉特有の硫黄のニオイがプンプンするので、とても良い雰囲気なのですが、あまり長く入りすぎると硫黄のニオイが体についてしまって、数日間はくさいので注意が必要です。

アシケンが気に入っている理由のひとつに館内の広さがあります。

一階はお風呂、大広間＆レストラン、岩盤浴になっています。

大広間は畳敷きの席とテーブル席となっていて、もちろん食事ができります。

足利健康ランドの食堂

前方にはステージがあり、週末には昼と夜にビンゴ大会をやったり、カラオケを歌っている人がいたりします。

また、お正月などの特別な時期は無料で見られるショーが開催されたりします。

大広間に隣接するレストランにはソフトクリーム売り場とピザ釜がありますが、ただ単に場所が違うだけで、大広間でも同じメニューが注文できます。

ここのピザ釜で焼いたピザがおいしくて、マルゲリータを毎回食べています。

ちなみに大広間でよく食べるのがカルビラーメンとハンバーグセットです。

二階は男女共用レストルーム、男女共用テレビ付きリクライナー、ムービーシアター、フィットネスコーナー、マッサージルーム、漫画コーナー、ゲームコーナー、プライベートブース、仮眠室、カラオケ、床屋、キッズスペースとなっています。

この中で特筆すべきは、なんといっても仮眠室です。

仮眠室には簡易ベッドがずらりと並んでいて、薄暗く快適な室温になっているので、とても眠りやすくなっています。

この仮眠室のおかげで、じっくり温泉に浸かったあと、ゆっくり休めるので、手軽な一泊旅行感覚が味わえるわけです。

ただし、まれにイビキがうるさくて眠れなくなってしまう場合もありますから、耳栓は必須アイテムです。